※2021・2022年度から検索できます

鶴彬
反戦作家
獄中死

物干しに
下着6枚
家族有り

えんぴつが
転がるだけで
大笑い

ぼんやりと
空を見上げて
お茶を飲む

手をつなぎ
皆でほほえみ
認め合い

わらぞうり
行ったり来たり
広小路

ほんわりと
あじさいの香
一しづく

くちなしの
花のぞき見て
ハチと会う

なにげない
日々こそ
宝の山だった

花火買った
ワクチンすんだ
孫よ来て

日に三度
いただきますの
ありがたさ

このおかず
平和であれば
文句なし

青空と
きれいな大地
次世代へ

朝が来て
笑顔で暮れる
毎日を

笑顔から
笑顔でつなぐ
平和の輪