2025年7月8日
【緊急声明】 アメリカ軍によるイラン核施設への攻撃に抗議します
生活協同組合コープあいち
理事会
2025年6月21日、アメリカ軍によるイランの核施設への攻撃が行われました。コープあいちは、くらしと命を大切にする立場から、アメリカ軍によるイランの核施設への軍事攻撃に対し強く抗議します。
核施設への攻撃は地球環境全体に影響を及ぼしうる重大なリスクであり、国連憲章や国際法上においても問題のある行為です。核保有国である大国がこのような行為に及ぶことは、これまで国際社会が核拡散を防ぐために築いてきた努力と信頼を損い、地域の緊張を一層激化させる深刻な事態を招きかねません。戦闘・攻撃の拡大により一般人、とりわけ女性や子どもの犠牲者が増えることを強く懸念します。また放射性物質の飛散や汚染の回復に、数十年単位の時間と膨大な資金が必要なことを我々は身をもって知っています。
万が一にも核兵器が使われるような事態は絶対にあってはならないことです。
コープあいちは「平和とよりよい生活のために」をスローガンに掲げています。
第16回通常総代会にて、多くの組合員から平和への願いを募り作成した「コープあいち平和宣言」を採択しました。平和の尊さを学び伝え、誰もが笑顔で食事のできる平和な未来を子ども達に残していくために、核兵器の使用や戦争に断固として反対します。対話と外交による平和的解決こそが唯一の道であると確信しています。
アメリカ合衆国政府には、直ちにこれ以上の軍事行動を中止し、国際社会と協調のもと、平和的解決に向けた誠実な対話をリードすることを強く求めます。
以上
