戦争の話は曾父母(原文まま)に聞いたけど、原爆の話を被爆者の方から聞いたことははじめてでした。
「助けたくても助けられない」のが印象に残りました。自分は今までそんなに追いつめられることはなかったけれど、今後、そんな思いにならないようにするためにも戦争や原爆のことを語り継ぐのが大切だと思いました。原爆でできた傷が治っても心にできた傷とは一生付き合っていかなくてはいけないのかと思いました。たった1回被爆しても体が弱くなったり後遺症が残ったりして、とても怖くなったりしました。差別がなくならないのが残念だと思いました。自分たちは目の前で人が亡くなったりしたことはないけれど、それは怖くて恐ろしいことだと想像できました。被爆者としての悩みとか葛藤とかを聞いて「平和」がどれだけ大切で壊れやすいのかがよくわかった。
自分たちは戦争を知らない世代で話を聞いて伝えることしかできないけれど、平和の大切さを知ることができました。